好きな物でダイエット、インドカレー・チキンサグ。
2023年11月17日
市販のカレールーで作る欧風カレーも美味しいですが、スパイスを強烈に効かせたインドカレーもまた格別ですね。
サグとはほうれん草のことです。チキンサグは鶏モモとほうれん草のカレー、トマトベースに比べて優しい感じがします。
私が40代、どうしようもなく太ってしまい、その時にこのインドカレーでダイエットを試みました。
ポイントは
- 19時までに夕食を食べ終える。
- 間食をしない。
- 甘い飲み物は一切とらない。
- 夕食では炭水化物を摂らない。
- 絶対量を減らす。
- 最低限の運動(スクワットと腹筋)をやる。
でした。
運動はね、苦手なんです。歩くのはいくらでも平気なんですが、時間がかかりすぎます。そこで食事中心のダイエットにしました。「どうせなら好きな物を。そして体調が良くなりそうな物を!」ということで選んだのがインドカレーです。
外で食べるインドカレーは、ボリュームに不満がありました。「ルーだけ、もっと食べたい!」「チキンサグ大好き!」
そこで試行錯誤して作ったレシピです。正統なインドカレーとは言えないかもしれませんが、とても食べやすいのでお試しください。
材料
- 鶏モモ 1枚
- タマネギ 大なら2/小なら3個
- ほうれん草 1〜2把
- オリーブオイル 100cc
- ニンニク 1カケ
- 生姜 1カケ(多め)
- 砂糖
- 塩
- 胡椒
- 鷹の爪
- 創味上湯(必要なら)
ホールスパイス
- カルダモン 5粒
- クミン 小さじ2
- クローブ 小さじ1
- コリアンダー 小さじ1
- 黒胡椒 5粒
- シナモン 1本
- ローリエ 1枚
- マスタードシード(あれば)
パウタースパイス
- カルダモン 大さじ1
- クミン 大さじ2
- ターメリック 大さじ1
- ナツメグ 大さじ1
- シナモン 大さじ1
- ジンジャー 大さじ1
- パプリカ 小さじ1
- チリ 適量
作り方
- 鶏モモを一口大(少し大きめ)に切り、砂糖・塩・白胡椒・ターメリックをまぶし、オリーブオイル(分量外)をかけ回して下味をつけておきます。オリーブオイルのかわりにヨーグルトを使っても良いです。1時間〜一晩漬けておきます。
- 冷たいままのフライパンにオリーブオイルを入れ、ホールスパイスを全て浸します。弱火にかけ、じっくりと香りを出します。
- タマネギを極薄切りにします。
- 薄切りタマネギを、香りを出したオリーブオイルで炒めます。火力は強火で、焦げないようにひたすらかき混ぜます。火力によりますが20〜30分は覚悟してください。うまく水分が飛ぶとタマネギが繊維状になり、ギシギシとした感じになり甘味が強くなります。炒め方が足りないと、仕上がった時にタマネギくさいカレーになってしまうので頑張りましょう。
- 水洗いしたほうれん草をザク切りにしてフライパンに加えて炒めます。
- 全体に油が回ったら水200ccを加えて軽く煮込みます。
- ニンニクと生姜をすりおろし、半量を加えてさらに10分ほど煮ます。
- インドカレーでは灰汁も味の内なのですが、ほうれん草は灰汁が強く苦いため、沸騰したら大きな灰汁だけすくい取ります。
- 火を止めて冷まし、粗熱を取ります。
- シナモンスティックだけ取り出し、適量ずつミキサーに入れて完全になめらかにします。
- 鍋に戻し、漬けておいた鶏肉を加えて弱めの中火にかけます。その際に「サラサラする程度」に水を加えます。
- ローリエと鷹の爪を入れて煮込みます。
- 沸騰してきたら注意!粘度が高いため、すぐに吹きこぼれてしまいます。火加減に値優位しましょう。
- 鶏肉に火が通ったら塩胡椒で味を調えます。
- 残った生姜とニンニクのすりおろし、パウダースパイスを加えて味をみます。旨味が足りない場合、創味上湯を加えるとかんたんです。
- 最後にクミンパウダーを足すことで「カレーらしい香り」が強調されます。パウダースパイスは火を通しすぎると香りが飛んでしまうので注意しましょう。
- 辛味はチリパウダーで調整します。
- パクチーの葉を飾ると本格的です。
スパイスは全てカルディで手に入ります。
鶏肉は最初に下味をつけておきます。
ホールスパイスは焦げないように炒めます。
これではまだまだ。
1/10(目測)ぐらいまで量が減ります。色味はこれぐらい。白く残っている部分はヘラで潰しながら炒めます。
ほうれん草はかなり細かいザク切りです。
よく混ぜて全体に油を回します。
水を加えて煮込みます。
沸騰すると灰汁と油が浮いてきます。油は取り過ぎないように、灰汁だけすくいます。
灰汁を取るとこんな感じです。
ニンニクと生姜のすりおろし。
ミキサーで徹底的に滑らかに。食べやすくなります。ダイエット目的なら「楽に続けられる食べやすさ」は大切だと思います。
鶏肉投入。
パウダースパイスは最後の方で入れます。ターメリックだけは火を通さないと粉っぽさが出てしまうので、鶏肉の下味に使います。
ポイント
辛さ・ルーのゆるさ・香りの強さ、全てを自分好みに作れるのが良いところです。ダイエット目的なら、継続するためにあまり辛くしない方が良いでしょう。オリーブオイルをたっぷり使っているのでカロリーは高いはずなのですが、それよりも「身体に良い」が勝つのかなあ?これで3ヶ月で9キロ落としました。19時前にルーだけ食べたというのが効いたのでしょうね。
スパイスは贅沢に使いましょう。「材料」に書いてあるのは目安で、もっとたっぷり使ってかまいません。そもそもタマネギも水の量も火力も違うのですから「良い香り!」「インパクトがある!」といった感覚を大切にしましょう。
水を少なく、もったりと作ると食べる時にボリューム感があります。
ひとこと
サフランライスと相性抜群です。
最近、スーパーで「インドカレー屋さんの謎ドレッシング」を買いました。太めのキャベツの千切り・トマトのサラダにかけました。まさしく「謎ドレ」です。
この記事は2023/11/17に公開され、62 views読まれました。
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