焼き方でメッチャ甘い、ピーマンの肉詰め。
2023年07月23日
何を隠そう、「ピーマン好き!」と思ったのは、大学時代のバイトの賄いでした。いつもパスタだったので「肉食いたいです!」とリクエストしたところ出てきたのがピーマンの肉詰めでした。「けっ」と思ったのは言うまでもありません。しかしこれが美味かった。
以来「ピーマンは肉詰めに限る」と思ってきました・・が、実のところ今はキンピラも青椒肉絲も大好きです。
このピーマンの肉詰め、ピーマンとタネが剥がれやすいという問題がありますが、それを解決してかつ、甘く甘く焼き上げます。
材料(2人前)
- ピーマン(大) 2個
- 合挽 150g(余ったらハンバーグにすれば良いので、200gとかそれ以上)
- タマネギ 半個
- マッシュルーム 2個
- 卵 1個
- 塩 少々
- 胡椒 少々
- ニンニクすりおろし 小さじ1
- ナツメグ 小さじ半分〜1
- パン粉 少々
- 小麦粉 少々
- バター 小さじ1
- オリーブオイル 少々
作り方
- ピーマンは縦半分に切り、ヘタを包丁の先端で△に切り取ります。
- 包丁の先で筋を徹底的に取り去ります。なるべく平滑に。タネを詰め込んだ時にひっかかるところが無いように。
- ザッと洗って水気をよく拭き、小麦粉をたっぷりと叩いてから余分な粉を落としておきます。
- タマネギは細かいみじん切りにします。大きいカケラが残るとピーマンにひっかかるため、ふだんより細かめに。
- マッシュルームもみじん切りにします。同上。
- 合挽肉には小さじ1の塩を振り、粘り気が出るまで捏ねます。ハンバーグの要領です。
- 合挽にタマネギ・マッシュルーム・卵・にんにく・ナツメグ・胡椒・パン粉を加え全体が均一になるように混ぜます。
- 小さなスプーンでピーマンに上記のタネを詰めていきます。スプーンの先端を使い、ピーマンの凹凸から空気を追い出すように詰め込みます。ピーマンが少しふくらむくらい詰め込んでOKです。
- タネを詰めたピーマンを10分ほど置き、休ませます。その後、再度表面を押し込むように均します。
- フライパンを軽く熱してバターを溶かし、オリーブオイルを馴染ませます。
- ピーマンを断面を下にして焼きます。ここは弱めの中火で。「鶏肉の皮をパリっと焼き上げる」気持ちで。
- 10分ほど焼いて様子を見ます。表面がしっかりと固まっていたら裏返し、中火にします。
- 5〜10分焼いて全体に火が通ってきたら、あればワイン、無ければ水少々を振りかけて蓋をして中火のママ2分焼いて完全に火を通します。
- 蓋を取って強火にして水気を飛ばします。
- ケチャップやソースをかけて完成。
- 付け合わせにキャベツの千切りが必須です。
筋を取り去ったピーマンは美しいです。
ポイント
ピーマンの筋取り。徹底的に取ります。ここをきれいにしておきことで、タネがピーマンから剥がれにくくなります。
また断面からゆっくりと焼くことでピーマン全体に火が通り、とても甘くなります。
ひとこと
最近は輪切りピーマンにタネを詰めるタイプの肉詰めが流行っているそうですね。「時短」だそうな。確かにサイズもちょうど良く食べやすいかも知れませんね。
ところで、タネは確実に余ります!
肉詰めを食べ終わったら、すぐに丸めて焼いてハンバーグにしてしまいしまょう。うちでは冷凍しておいて、バターロールやバンズを買ってきて「おうちハンバーガー」を作っています。
この記事は2023/07/23に公開され2024/01/23に更新、65 views読まれました。
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