日本橋イタリアン・ムレーナ
2024年11月30日
「肉にこだわるイタリアン」として食べログのお知らせに掲載されていたお店です。日本橋「ムレーナ」。
駅からは少し離れ、オフィス街(?)の中で看板も無く、Googleマップを見て目指しても分かりにくいほど!本来のファサード・入口があった部分は店内配置の都合ではめ殺しになっていて、どう見ても通用口から入る仕様です。
いや、分からんて(^_^;
到着するなり「外したか?」と心配になりましたが、店主の笑顔で安心しました。元は中華料理店だったのを改装したというお店で、セントラルキッチン+カウンターのみの6席程度。
個人店では珍しい枝肉(食用サイズに切っていない、さばいたままの肉の塊)を自家熟成。最初の方で見せてもらいましたが、ステーキが出てくるのは最後の方です。
コースは13000円(変わるかも)。
クタクタに煮た野菜。ひよこ豆のおかげでかなりのボリューム。以前、別のイタリアンのオーナーに「イタリア人ってさ、あいつらの飯は美味いけどブロッコリーをデレデレに茹でて喰うんだぜ。日本の方が美味いよなあ?」と言われた話を思い出しましたが、これが美味い。「柔らかい茹で加減」なのではなく、グズグズになった煮込み料理です。蕪の葉やら色々なのを、塩とオリーブオイルで良い加減に煮込んであります。
こちらは内臓。ヌットリ〜。
実はこれがお目当て!マッシュルームを塩とオリーブオイルで3時間炒めたラグーのパスタです。
強烈な香り!
パスタもその場で作る、不揃いの手ごねのうどんのような物です。「何を言っているんだ?」と思われるかもしれませんが、実にラグーと合います。
作り方もていねいに教えてもらい、とにかく弱火で根気が必要。「火のそばで飲むワインも忘れずに」と、にこやかな店主です。
中休み。
ダマスカスナイフが用意されて。
表面を焼いて30分以上は休ませ、また熱を加えて…と繰り返していた肉の登場。美味い。
〆は「うちはコーヒー無いんですよ」と、グラッパ。
そしてデザート。
いやはや満腹です。食い切れなかったステーキを持ち帰らせてもらい、翌朝薄〜く切ってローストビーフサンドに。
https://www.instagram.com/murena.32
予約はテーブルチェックから。
https://www.tablecheck.com/shops/murena/reserve?utm_source=instagram
まだ開店したばかりで手探りのところもあるようですが、楽しい店主とたっぷりおしゃべりして美味しいお料理。大満足でした。
この記事は2024/11/30に公開され、1 views読まれました。
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